2024/09/13

HPの読み込みが遅い!

HPの表示が遅いと、ユーザーはすぐに離れてしまう可能性が高まります。せっかく魅力的なコンテンツを用意していても、表示速度が遅ければ台無しです。


「うちのHP、なんか遅いんだよな…」


そんなお悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、HPの表示速度が遅くなる原因を詳しく解説し、具体的な改善策を分かりやすくご紹介します。


表示速度が遅くなる原因は、画像のサイズ、コードの記述、サーバーの性能など、実に様々です。

複合的な要因が絡み合っていることも多く、原因特定が難しいケースも少なくありません。

この記事では、そんな複雑な問題を解決するために、様々な角度から原因を探る方法と、具体的な改善策を網羅的に解説します。

この記事を読めば、あなたのHPの表示速度の改善し、ユーザー満足度向上に繋がるはずです。ぜひ最後まで読んで、表示速度の改善に取り組んでみてください。

HPの読み込み速度が遅い理由を突き止めましょう!


HPの読み込みが遅い原因はどこに潜んでいるのでしょうか。上記で説明したように、HPの読み速度は、様々な要因によって規定されます。

HPの読み込み速度が遅いということは、HPがサーバーからデバイスの画面に表示されるまでのステップのどこかに問題が潜んでいるということです。

以下では、HPが読み込まれる具体的なステップを紹介し、どこに問題が潜んでいるかを探していきます

ホームページ読み込まれるまで!


HPを見る時、私たちはブラウザにアドレスを入力しますよね。そのアドレスを入力して「Go!」ボタンを押すと、ホームページが表示されるまでには、いくつかのステップを踏んでいます。


1. アドレスを翻訳する

まず、あなたが入力したアドレス(例えば、「https://www.example.com」)は、コンピューターが理解できる言葉に翻訳されます。この翻訳作業を「DNSルックアップ」と言います。この翻訳された言葉が、コンピューター同士が通信するための住所のようなもの「IPアドレス」です。


2. サーバーに電話をかける

次に、翻訳されたアドレス(IPアドレス)を使って、HPのデータが保存されているコンピューター(サーバー)に接続します。この作業を「TCP接続」と言います。これは、電話をかけるようなイメージです。


3. ホームページのデータをサーバーからもらう

サーバーに接続できたら、「このページのデータが欲しい」とリクエストを送ります。このリクエストを「HTTPリクエスト」と言います。


4. サーバーがデータを用意する

サーバーは、あなたのリクエストを受け取ると、あなたが見ているHPのデータを探して用意します。この作業を「サーバー処理」と言います。


5. データを送り返す

サーバーが用意したHPのデータは、再びあなたのコンピューターに送り返されます。この作業を「コンテンツ転送」と言います。


6. ホームページを表示する

最後に、あなたのコンピューター(ブラウザ)が受け取ったデータを解析し、私たちに見やすいようにHPとして表示します。この作業を「レンダリング」と言います。


HPの読み込みが遅いということは、このステップのどこかに何らかの問題が起きていることになります。

さっそく以下では、その中でも特によく起こる原因と、その解決策を説明していきます!

HPの読み込み速度が遅くなる3つの原因とは?


この章では、上記のステップを踏まえて、HPの読み込み速度が遅くなる原因の内特に多いものを3つご紹介します!


①画像が重すぎる

写真やイラストなどの画像が大きすぎると、読み込みに時間がかかってしまいます。特に高画質の画像は、データ量が多いため、表示速度を遅くする原因となります。HPの読み込み過程では、データのやり取りが発生するため、そのデータの容量が大きいと、その分やり取りにも時間がかかるということになります。


②プログラムが複雑すぎる


HPの動きを良くするために使われるプログラム(JavaScriptなど)が複雑すぎると、処理に時間がかかり、表示が遅くなります。特に、多くのプログラムが同時に動作している場合、この傾向が強くなります。


③サーバーが混んでいる


HPのデータが保存されているサーバーに、多くのアクセスが集中すると、処理が遅れてしまい、表示速度が遅くなります。特に、人気のあるサイトや、同時に多くのユーザーがアクセスしている場合は、この問題が発生しやすいです。


HPの読み込み速度が遅くなったらどうしたらいいの?


HPの読み込みが遅くなる理由をいくつかまとめたところで、それぞれにおける解決策をご紹介します!


画像が重い時の解決策


画像が重くてページの読み込みが遅い場合は、画像のサイズを小さくしたり、表示方法を工夫することで改善できます。具体的には、高画質の画像はデータ量が多いので、Web用に圧縮したり、表示サイズに合わせてリサイズしたりしましょう。また、画像形式もJPEGやWebPなど、Webに適した形式を選ぶことが大切です。 画像の大きさを減らす具体的な手法については、こちらのページでも紹介していますので、ご覧ください。(HPが見られない!原因と解決法をご紹介)

プログラムが複雑になってしまっているとき

プログラムが複雑で読み込みが遅い場合は、プログラムの軽量化が重要です。不要なコードを削除したり、コードを圧縮したりすることで、ファイルサイズを小さくできます。また、JavaScriptの処理を非同期で行うことで、ページの表示を妨げないようにすることも効果的です。さらに、使用しているライブラリを最小限に抑え、最新版にアップデートすることで、パフォーマンスを向上させることができます。

この場合は、WEB制作会社に問い合わせることが効率的な解決策です。

サーバーが混雑しているときの解決策

サーバーの負荷が高い場合は、サーバーのスペックを向上させたり、キャッシュを活用したりすることで、処理速度を上げることができます。具体的には、より高性能なサーバーに切り替える、静的なコンテンツをキャッシュする、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)を利用するなどが考えられます。

問題解決には、HPの読み込み速度が遅い原因の特定が最優先!

このページでは、HPの表示速度が遅いという問題の原因と、その解決策について解説しました。しかし、HPの表示速度が遅い問題は、複数の要因が複雑に絡み合っていることが多く、一概に特定の理由だけとは言い切れません。そのため、問題解決には、原因を正確に特定し、それに合った適切な対策を行うことが重要です。