2024/10/10
WEBサイトにエラーメッセージが出る
「WEBサイトがこの前まで開けていたのに、急にエラーメッセージが出てきて困っている」
この記事では、そんなWEBサイトにエラーメッセージが表示された方に対して、原因や解決方法を紹介します!WEBサイトが映らない状態は、重大な機会損失であると考えることも出来ますよね。
多くの場合、このエラーはいくつかの複合的な要因に基づいていますが、正しい原因を特定して適切な対策を講じることで解決できます!
問題を迅速に特定し、効率的に対応することで、WEBサイトを正常に動作させ、ユーザーが快適に使用できるよう改善しましょう。
目次
まずはエラーメッセージが表示される原因を突き止めましょう!
WEBサイトがエラーメッセージを表示するステップは、リクエストから応答までの一連の流れの中で何か問題が発生した際に起こります。
具体的には、以下のステップでエラーメッセージが表示されます。
ユーザーがURLを入力
ユーザーがブラウザにWEBサイトのURLを入力し、サイトへのアクセスを試みます。
ブラウザはこのリクエストを受け取り、次の処理を開始します。
DNS解決とサーバーへのリクエスト送信
ブラウザはURLをもとにDNS(ドメインネームシステム)サーバーに問い合わせを行い、対応するIPアドレスを取得します。
その後、ブラウザはサーバーに接続し、指定されたリソース(ページ、画像、スクリプトなど)のリクエストを送信します。
サーバーがリクエストを処理
サーバーはリクエストを受け取り、指定されたリソースにアクセスしてブラウザに応答を返すために処理を開始します。
エラーメッセージの生成
サーバー側で何らかのエラーが発生した場合、HTTPステータスコードと共にエラーメッセージが生成されます。
たとえば、リクエストしたファイルが見つからない場合は「404 Not Found」、サーバー内部でエラーが発生した場合は「500 Internal Server Error」が返されます。
エラーメッセージは、HTTPレスポンスとしてブラウザに返されます。
エラーメッセージは通常、HTMLページとして表示され、エラーの種類や内容を示します。
ユーザーはこれにより、何が問題でサイトにアクセスできなかったのかを知ることができます。
よくある原因
上記の流れを踏まえて、ここでは主な3つの原因について詳しく説明します。
原因①クライアント側のエラー
クライアント側のエラーとは、ユーザーが利用している端末やブラウザに関連する問題です。
例えば、インターネット接続が不安定な場合や、ブラウザの設定が原因でWEBサイトが正しく表示されないことがあります。
また、ブラウザのキャッシュやCookieが破損していると、最新のページデータが読み込まれず、古いデータに基づいたエラーメッセージが表示される場合もあります。
JavaScriptが無効化されていることや、ブラウザの拡張機能が干渉している場合も同様にエラーが発生する原因となります。
原因②サーバー側のエラー
WEBサイトのサーバーで問題が発生している場合も、エラーメッセージが表示される原因となります。
これにはサーバーの負荷過多やメンテナンス中のために応答できない状況が含まれます。
また、サーバー設定のミスや、データベースへの接続が失敗している場合にも、500 Internal Server Errorなどのエラーメッセージが表示されることがあります。
サーバーが特定のリクエストに対して適切なレスポンスを返せない場合、WEBページが表示されずエラーとなるのです。
原因③リソースの読み込み失敗
これは、エラーページが表示されるまでの流れでいうところの、サーバーへのリクエスト送信の部分などで起こる問題です。
WEBページを表示するために必要なリソース(画像、CSS、JavaScriptなど)が正しく読み込まれない場合、エラーメッセージが表示されることがあります。
ファイルパスが間違っている、外部リソースの利用が制限されている、またはネットワークの問題によって必要なファイルが読み込めないケースが主な原因です。
特に、JavaScriptのエラーやCDN(Content Delivery Network)で提供される外部ファイルの読み込みに失敗した場合、ページの一部、あるいは全体が表示されなくなることが多いです。
これらの原因を正確に突き止めることで、エラーメッセージの問題を効率的に解決することが可能です。
HPが表示されないことを改善するには何をしたらいい?
原因が分かったところで、それぞれについての対策をご紹介します。
解決策①クライアント側のエラー
ブラウザのキャッシュとCookieのクリア
キャッシュやCookieが破損している場合、最新のページデータが正しく読み込まれないことがあります。
ブラウザの設定からキャッシュとCookieを削除し、再度ページを読み込んでみましょう。
ブラウザの設定確認
JavaScriptが無効化されている、または拡張機能がページの表示を妨げている場合があります。
ブラウザの設定でJavaScriptが有効になっているか確認し、必要に応じて拡張機能を一時的に無効化してみましょう。
別のブラウザや端末での確認
問題が特定のブラウザや端末に限られている場合、異なるブラウザや端末で同じWEBサイトにアクセスして問題が再現されるか確認します。
これにより、問題の範囲を特定できます。
解決策②サーバー側のエラー
サーバーのステータス確認
サーバーがダウンしている可能性があるため、サーバーのステータスを確認します。
ホスティングサービスの管理パネルやサーバーのステータスページで、サーバーの稼働状況を確認しましょう。
サーバーログの確認
サーバーのエラーログやアクセスログを確認し、エラーの詳細を把握します。
エラーメッセージやコードをもとに、問題の根本原因を特定し、修正します。
サーバー設定の見直し
サーバーの設定ミスやデータベースの接続エラーが原因の場合、設定を再確認し、必要に応じて修正します。
サーバーの管理者やサポートチームに相談することも有効です。
解決策③リソースの読み込み失敗
ファイルパスの確認
HTMLやCSSで指定されているファイルパスが正しいか確認します。
ファイル名やディレクトリのスペルミスがないかを再確認し、正しいパスを指定します。
サーバー上のファイルの確認
サーバーに必要なファイルが正しくアップロードされているか確認します。
ファイルが存在しない場合は、再度アップロードを行います。
外部リソースのチェック
外部のCDNやライブラリを利用している場合、そのリソースが利用可能か確認します。
外部サーバーの問題でリソースが読み込めない場合は、ローカルにリソースをダウンロードし、利用することも検討します。
これらの解決策を順に試すことで、エラーメッセージの原因を特定し、WEBサイトの表示問題を改善することができます。
WEBサイトにエラーメッセージが出てこないようにするためには、エラーの原因を把握するべし!
いかがでしたでしょうか。
今回はWEBサイトにエラーメッセージが表示された際の原因や解決法について紹介しました。
WEBサイトのエラーメッセージは、さまざまな原因により発生しますが、それぞれの原因に対応した解決策を実行すれば、スムーズに問題を解消できます。
これにより、機会損失が起こらないように対策していきましょう!