2024/12/11

パソコンの画面が表示されなくなっている

画面が表示されなくて困る女性

「パソコンの電源は入っているのに、画面が真っ暗なまま…」そんな状況に遭遇したことはありませんか?

パソコンの画面が表示されない原因は、いくつかの可能性が考えられます。

この記事では、その原因と解決策についてわかりやすく説明します。

原因を突き止めましょう

まずは、パソコンの画面が表示される流れを理解しましょう。

これにより、画面表示がされなくなる原因を見つけやすくなります。


電源供給

まず、パソコンは電源が入ることで動作を開始します。

電源ボタンを押すと、電源ユニット(PC本体またはバッテリー)がマザーボードに電力を供給します。

これにより、各ハードウェアが動き始めます。


BIOS/UEFIの起動

電源が供給されると、次にパソコンの基本的な制御プログラムであるBIOS(または新しいシステムではUEFI)が動作します。

BIOS/UEFIは、パソコンに接続されているハードウェア(CPU、メモリ、ストレージなど)を確認し、それらが正常に機能しているかをチェックします。

これをPOST(Power-On Self-Test)と言います。


GPU(グラフィックカード)の動作

BIOS/UEFIのチェックが完了し、正常なら次にグラフィックカード(内蔵か独立型)が起動し、画面表示の信号をモニターに送ります。


OSの起動

グラフィックカードが正常に動作し、信号がモニターに送られると、次にOS(WindowsやmacOSなど)が起動します。

OSは、ストレージに保存されたデータをロードし、デスクトップ画面やログイン画面が表示される準備をします。


デスクトップやアプリケーションの表示

OSが正常に起動すると、最終的にデスクトップやタスクバーが表示され、アプリケーションが使える状態になります。


パソコンの画面が表示されなくなった場合は、これらの流れを一つ一つ確認して、問題の箇所を絞り込むことが解決への近道です。

次に、パソコンの画面が表示されないよくある原因をいくつか紹介します。

パソコンの画面が表示されない原因

原因① ディスプレイ接続の不良

モニターとパソコンをつなぐケーブルが正しく接続されていない場合や、ケーブル自体が故障していると、信号が正常に伝わらず、画面が映らなくなります。

また、HDMIやVGAケーブルの種類によっては、接触不良や劣化が起きやすいため注意が必要です。


原因② BIOS/UEFIの問題

パソコンの起動初期段階でBIOSやUEFIが正常に機能しないと、パソコンはハードウェアの認識や初期化を完了できず、画面に何も表示されないことがあります。

特に、BIOS設定が誤って変更されていたり、ハードウェアの変更が行われた場合にこの問題が起こりやすいです。

また、BIOS/UEFIのアップデートが途中で失敗すると、システムが起動できなくなる場合もあります。


原因③ ハードディスクやSSDの故障

OSやデータを保存するハードディスクやSSDが故障すると、パソコンはOSを読み込めず、起動できないことがあります。

特に、ハードディスクやSSDが劣化している場合、システムがフリーズしたり、黒い画面のまま進まないことがあります。

これは、パソコンの画面が表示されない原因として非常に一般的です。


これらの原因を一つずつ確認し、適切な対処を行うことで、パソコンの画面が表示されない問題を解決できる可能性が高まります。

原因がわかったら、次に以下の解決方法を試してみてください。

パソコンの画面が表示されないことを改善するには何をしたらいい?

解決策① ディスプレイ接続の不良

ケーブルの確認

モニターとパソコンをつなぐケーブル(HDMI、VGA、DVIなど)がしっかりと接続されているか確認します。

ケーブルが緩んでいたり、接続が不完全な場合、画面に信号が届きません。

接続部分を一度抜いてから再度しっかりと差し込み、接続状態をリセットしましょう。


別のケーブルやポートを試す

ケーブル自体に問題がある場合もあるので、別のケーブルを試してみます。

また、ディスプレイ側やパソコン側の別のポートに接続してみることで、特定のポートに問題がないか確認できます。


外部モニターを試す

ノートパソコンの場合、外部モニターに接続して表示されるか確認します。

もし外部モニターで正常に表示されるなら、内蔵ディスプレイに問題がある可能性が高いです。

デスクトップの場合、別のモニターを使って動作を確認し、モニター自体の不具合かどうかを特定します。


解決策② BIOS/UEFIの問題

BIOS/UEFIにアクセス

パソコンを再起動し、起動中に「F2」や「Del」キーを押してBIOS/UEFI設定画面に入ります。

この画面に入れる場合、問題はハードウェアや設定に関するものである可能性があります。


デフォルト設定にリセット

BIOS設定を確認し、ハードウェアが正しく認識されているか、ブート順が適切に設定されているか確認します。

設定が誤っている場合、デフォルト設定にリセットすることで問題が解決することがあります。

設定をリセットするには、「Load Defaults」または「Restore Factory Settings」などのオプションを選択します。


BIOS/UEFIのアップデート

古いBIOSやUEFIバージョンが原因で不具合が発生している場合、メーカーのサイトから最新バージョンをダウンロードしてアップデートすることを検討します。

ただし、アップデートの際は慎重に行う必要があり、失敗するとシステムが起動しなくなるリスクもあります。


解決策③ ハードディスクやSSDの故障

ストレージの診断ツールを使用

別のコンピュータや外部接続方法でストレージデバイスにアクセスできる場合、診断ツールを使用してディスクの健康状態を確認します。

Windowsでは「CHKDSK」コマンド、macOSでは「ディスクユーティリティ」などのツールが使用できます。


外部ストレージからの起動を試す

内蔵ストレージが起動しない場合は、外付けのストレージからOSを起動してみます。

これにより、内蔵ディスクが故障しているのか、別の原因によるものなのかを判断できます。


ストレージの交換

もし診断結果が悪く、ストレージが物理的に故障している場合、ハードディスクやSSDの交換が必要です。

データがバックアップされていれば、新しいストレージにOSをインストールし直し、データを復元することが可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、パソコンの画面が表示されない時の原因やその解決方法を解説しました。

これらの対策を実行することで、パソコンの画面が表示されない問題を解決できる可能性が高まります。