2025/06/19
パソコンのネットワーク接続が機能しない
パソコンでインターネット接続ができないと、困ってしまいますよね。
でも、焦らなくても大丈夫です。
ネットワークの不具合にはいくつかの原因が考えられ、ほとんどは少しの手順で改善できます。
このガイドでは、パソコンがネットに接続できない原因をわかりやすく解説し、その対処法もあわせてご紹介します。 接続の流れを理解し、順番にチェックしていくことで、自分で問題を解決できるかもしれません。 こちらを参考にしながら、一緒に一つずつ確認してみましょう!
パソコンのネットワーク接続の流れをわかりやすく解説
パソコンがインターネットに接続するまでには、いくつかの段階があります。
ネットワークの不具合を調べるには、まずこの流れを理解しておくことが大切です。
まず最初に、パソコンは「ネットワークアダプタ(有線LANやWi-Fi)」を使って、物理的にルーターやアクセスポイントと接続します。
Wi-Fiの場合は、SSIDとパスワードを入力して接続します。有線の場合はLANケーブルを使って直接つなぎます。
次に、パソコンはルーターから「IPアドレス」を取得します。
これは「DHCP(ディーエイチシーピー)」という仕組みによって自動的に割り当てられる、ネットワーク上の住所のようなものです。
IPアドレスが正しく割り当てられていないと、そもそもネットワークに参加することができません。
IPアドレスが取得できると、次はDNS(ドメインネームシステム)を使って、Webサイトの名前(例:www.example.com)をIPアドレスに変換します。
DNSが正しく動作していないと、「インターネットに接続されているのにページが開けない」といったトラブルが発生します。
最後に、ルーターを通じてインターネットへアクセスします。
ルーター自体が正常にインターネットに接続できていない場合は、パソコンが正常でもネットに出ることはできません。
このように、ネットワーク接続は「物理接続 → IP取得 → DNS変換 → インターネット通信」という流れになっています。
トラブルが起きたときは、この順に一つずつ確認していくのが解決の近道です。
次に、よくあるパソコンのネットワーク接続が機能しない原因をいくつかご紹介します。
パソコンのネットワーク接続が機能しない原因
原因①:ハードウェアの問題
最初に確認したいのが、パソコンや周辺機器などのハードウェアに関する問題です。
Wi-Fiスイッチがオフになっていたり、LANケーブルが緩んでいる、あるいは断線していることがあります。
また、無線LANアダプタやルーターの故障も原因のひとつです。
ルーターやモデムを再起動したり、別の端末で同じネットワークに接続できるかを確認することで、故障箇所の切り分けが可能です。
原因②:ソフトウェアの設定ミスやトラブル
ネットワーク接続に必要なソフトウェア設定が間違っている、あるいは異常を起こしている場合もあります。
IPアドレスが自動取得になっていない、DNSの設定が間違っている、またはネットワークアダプタのドライバが破損・未更新であると、正常に接続できません。
また、セキュリティソフトやファイアウォールの設定が通信をブロックしているケースもあります。
原因③:外部環境による影響
自分のパソコンに問題がなくても、外部の要因で接続ができないこともあります。
インターネットサービスプロバイダ(ISP)の障害や回線トラブル、地域的なネットワーク障害などが代表的です。
また、公共のWi-Fiでは利用制限がかかっていたり、電波干渉により接続が不安定になることもあります。
次に、これらの原因に対する具体的な対処法を解説します。
パソコンのネットワーク接続が機能しないことを改善するには何をしたらいい?
解決策①:ハードウェアの問題
まずは、物理的な接続を確認しましょう。
Wi-Fiが無効になっていないか、LANケーブルがしっかり差し込まれているかをチェックします。
LANケーブルが劣化している可能性がある場合は、新しいものと交換するのも有効です。
また、ルーターやモデムを一度電源から外し、数十秒置いてから再起動することで、接続が復旧することもあります。
パソコンの無線LANアダプタに不具合がある場合は、外付けのUSB Wi-Fiアダプタを使う方法もあります。
解決策②:ソフトウェアの設定ミスやトラブル
ネットワーク設定を見直すことも重要です。
コントロールパネルや設定アプリから「ネットワークとインターネット」項目を開き、IPアドレスやDNSが自動取得になっているか確認しましょう。
また、「ネットワークアダプターのトラブルシューティング」を実行すると、自動で問題を診断・修正してくれることがあります。
ドライバが古い場合は、デバイスマネージャーから最新のものに更新します。
さらに、セキュリティソフトやファイアウォールの設定を一時的に無効にして、接続できるかを確認するのも一つの手です。
解決策③:外部環境による影響
外部の通信障害が原因と思われる場合は、まずインターネットサービスプロバイダ(ISP)の障害情報を確認しましょう。
公式サイトやSNSで告知されていることが多いです。
公共Wi-Fiを利用している場合は、利用規約や認証画面を確認し、アクセス制限がかかっていないか調べます。
また、スマートフォンのテザリング機能を使ってパソコンを接続してみることで、外部回線に原因があるかの切り分けが可能です。
まとめ
ネットワーク接続が機能しない原因とその解決法について解説しましたが、いかがでしたか?
ネットワーク接続の問題は、原因を特定して適切な対処を行うことで、多くの場合解決できます。
ハードウェアの接続確認やソフトウェア設定の見直し、外部環境の影響を考慮することで、問題の本質に迫ることができます。
もしこの記事を参考にしても問題が解決しない場合は、専門的なサポートを受けるのも一つの方法です。
ネットワーク接続が復旧すると、快適なインターネットライフが再開できるので、焦らずに落ち着いて対処してみてください。
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